【経営者向け】事業承継のご相談
相続相談室カシオペアでは、事業承継の相談を行っています。
私は前職では信用金庫に11年勤めており、企業融資の担当を長年行っていました。
その経験から、『銀行が企業をどう見ているのか?』ということを知り尽くしています。
また、中小企業経営者に特化した資金繰り対策や税務対策の知識を持っているので、そのノウハウを提供することもできます。
さらに、事業承継に強い税理士とも提携をしていますので、実務面も含めたサポートを提供することが可能です。
こういった強みを活かし、事業承継のアドバイスを提供しています。
やらなければいけないのはわかっているけど・・・
事業承継というのは、なかなか重い腰を持ち上げるのが難しいものですよね。
事業承継について考える必要性はわかっているけど、息子(後継者)とそういう話はしにくいと感じている・・・
息子(後継者)としてもなかなか話題として切り出しにくい・・・
そんな状況の中、日常の忙しさに流されて何もしないまま時間だけが過ぎてしまっている・・・
こういった状態になってしまっている会社経営者の方は多いのではないかと感じます。
しかし、事業承継というのは早め早めに考えていかなければいけません。
事業承継の対策をしないと起こりうる事態
私が知っている会社で、こんなことがありました。
その会社の経営者は70代の男性で、まだまだ元気な方でした。
しかし、突然の病気で亡くなってしまったのです。
会社を継ぐことになったのはその息子さん。
万全な状態でバトンタッチができれば良かったのですが、事業承継の対策を行っていなかったばっかりに、多額の負債をそのまま継いでいくしかなくなってしまいました。
当然ながら、新しい社長が長年経営を行っていた先代の社長と同じように経営を行うことは難しいです。
従業員が辞めたり、取引先が離れていったりなどして売上や利益は下がってしまいました。
その結果、多額の負債を背負いながら苦しい経営状況のままなんとか経営を続けるしかなくなってしまったのです。
会社は自転車操業で、いつ潰れてもおかしくない状況になってしまいました。
利益が出ている場合でも対策は必要
このような事態は、事業承継の対策をしっかり行っていないと十分に起こりえることです。
最悪の場合、倒産してしまうということも考えられます。
また、借り入れがなければ安心という訳ではありません。
会社が順調でも、利益が積み重なっていることで自社株の評価が思っていたより大きくなり、多額の相続税がかかってしまうことがわかり途方に暮れるということも珍しくありません。
つまり、どのような場合でも事業承継の対策を行っておく必要があるということです。
私ができる事業承継アドバイス
こういった事態を避け、スムーズに次の世代にバトンタッチができるように準備を進めていく。
その為の事業承継アドバイスを私は提供しています。
私が住んでいる二戸市はもとより、岩手県内でも事業承継の問題は深刻化してきています。
国も事業承継の後押しをしていますが、それだけで問題を解決することができる訳ではなく、個別のアドバイザーが必要とされている状況です。
そんな中、具体的に私がどのようなアドバイスを提供できるのかをお伝えしきたいと思います。
自社株対策の立案
会社の業績が堅調で利益が積み重なっている場合、自社株の評価が上がりゆくゆくは高額の相続税がかかってきてしまうことになります。
そこで、自社株の評価を引き下げたり資金準備の計画を立て、それを実行していきます。
借入金の返済対策プランの作成
会社に借入金がある状態で社長が亡くなってしまった場合、再び会社が軌道に乗るまでの間に売上が減少して借金の返済にあてる資金がなくなってしまう可能性があります。
そのようなことがないように、後継者が会社を引き継いだ後も借入金の返済を問題なく行うことができるようにプランを作成していきます。
このプランを作成することによって、会社の引き継ぎ時に余裕が生まれますので倒産のリスクを大幅に下げることができます。
運転資金対策
これは上記の借入金の返済プランと似ているのですが、会社の倒産リスクを減らす為には後継者が引き継いだ後の会社の運転資金を確保する必要があります。
事業承継を行った直後は従業員の退職や取引先の減少などによって利益が減ってしまう可能性があるので、ある程度資金に余裕がある状態を作るのが望ましいです。
その為の具体的な対策方法をお伝えし、運転資金が枯渇してしまうリスクを取り除いていきます。
事業承継の計画・実行サポート
どのような流れで事業承継を進めていくのかの計画を立てていきます。
また、計画を立てるだけではなく実行のサポートも行っていきますので、机上の空論で終わらずに事業承継を確実に前に進めることができます。
自分だけではなかなか進まない事業承継も、外部の専門家を活用すればそんなことはありません。
手遅れになる前に対策を進めることができますので、
「あの時にああしていれば・・・」
と後悔することもなくなります。
【経営者向け】事業承継相談の流れ
ステップ1:まずはお問い合わせ下さい
まずは、お電話かメールフォームにてお問い合わせ下さい。
事業承継のご相談は、初回の場合は特別に無料とさせて頂いています。
ご連絡を頂けましたら、無料相談の日時の調整を行っていきます。
ご相談は基本的に事務所にお越し頂く形になりますが、遠方の場合はスカイプ等を利用してのオンライン相談も可能です。
また、何かわからない点や事前に聞いておきたいとことがありましたらお気軽にお聞き下さい。
ステップ2:初回無料相談の実施
まずは、無料相談にて会社についてのヒアリングを行っていきます。
どんな会社なのか
売上や従業員の数など会社の規模
これから会社をどうしていきたいのか
いつ頃経営を引き継がせたいのか
後継者を誰にしようと考えているのか
このようなことをお聞きしていきます。
また、会社の財務状況を見るために決算書を拝見させて頂くことになります。
ステップ3:決算書分析~問題点の洗い出し
頂いた決算書を元に、財務状況の分析を行っていきます。
信用金庫時代から決算書を見てきた経験から、会社財務には大きな強みを持っていますのでその強みを活かしながら
『金融機関から見た時に会社がどう見えるのか』
を分析していきます。
また、同時に現在の財務状況についても分析を行いながら問題点の洗い出しをして
『財務的に問題がない状態にする為の対策』
を練っていきます。
ステップ4:問題解決策提案(2時間程度の面談)
再び面談を行い、ステップ3で練った対策をお伝えしていきます。
その対策を見て頂き、ご納得して頂ける場合は契約を行い実行サポートを開始していきます。
もし対策にご納得して頂けない場合はお断り頂いても大丈夫です。
こちらから提案を押し付けるようなことはありませんのでご安心ください。
円滑な事業承継をサポートします
私が事業承継のアドバイスを行うことで目指していくのは、このような状態です。
社長が会社を退き、亡くなった後でも後継者が相続税の納付に困らずに済む
後継者とその家族の間で揉め事が起こらず、円満に相続を実現できる
会社が倒産のリスクにさらされることなく存続することができる
後継者が会社を引き継いだ後も銀行が融資を引き上げることなく今まで通り会社経営が続いていく
後継者が会社を引き継いだ後も運転資金に困らず、後継者に負担をかけずに会社経営を軌道に乗せることができる
このような状態を実現する為には、先延ばしにせずでなるべく早い段階で行動を行うことが重要になります。
初回相談は無料で行っていますので、まずはお気軽にご相談下さい。